▼目次
1. マウスピース矯正で喋りにくさを感じる場面とは
2. マウスピース矯正で喋りにくいと感じやすい原因
3. 日常でできるマウスピースの喋りにくさの対処法
4. 福島市の歯医者 ファミリーとシニアの歯科医院 イオン福島診療所 のマウスピース矯正
マウスピース矯正は、透明で目立ちにくく取り外しも可能なことから、近年多くの方に選ばれている矯正方法です。歯並びや噛み合わせを整える効果が期待できる一方で、「話しにくい」「発音が変わった気がする」といった違和感を感じる方もいるのではないでしょうか。特に、人と接する仕事や学校生活で話す機会が多いと気になる方も少なくありません。話しにくさは一時的なことが多く、原因を知って工夫すれば軽減できる場合もあります。今回は、マウスピース矯正中に話しにくさを感じる場面やその原因、改善のためにできる対処法について解説します。
1. マウスピース矯正で喋りにくさを感じる場面とは
マウスピース矯正は、透明な装置を装着して歯並びを徐々に整える治療方法です。この装置を使用する中で、喋りにくさを感じることがあるシーンについてまとめます。
①日常会話
普段の生活でも舌がマウスピースに触れることで、発音が少し聞き取りにくくなったり、声がこもってしまうことがあります。特に「サ行」や「タ行」など舌先を使う音は影響を受けやすい場合があります。
②仕事や学校での発表・会議
人前で話すときには緊張も重なり、いつもより発音が気になることがあります。マウスピースをつけていると、「相手にどう聞こえているのか」と気になる方もいるでしょう。
③電話やオンライン通話
声だけでやり取りする場合、発音の微妙な違いが相手に伝わりやすく、喋りにくさを強く感じることがあります。マスク越しの会話と同様に、聞き取りにくいと指摘されることもあります。
④長時間話すとき
授業やプレゼンテーションなど長時間話すと、舌や口の筋肉が疲れて、さらに発音が不安定になることがあります。
⑤初めて装着した直後
マウスピースをつけ始めた最初の数日は、多くの方が「話しにくい」と感じます。ただし、多くの場合はだんだん慣れてきて、違和感も少なくなっていきます。
喋りにくさは特定の場面で強く感じられることが多く、慣れと工夫によって次第に改善していきます。
2. マウスピース矯正で喋りにくいと感じやすい原因
マウスピース矯正で「話しにくい」と感じるのには、いくつかの理由があります。自分がどのタイプに当てはまるのかを知ることが、改善の第一歩になります。
①舌の動きが制限される
マウスピースは歯全体を覆うため、舌が当たる位置や動かし方が少し変わります。特に舌先を使う「サ行」「タ行」などの音は影響を受けやすく、慣れるまで違和感が出やすい場合があります。
②装置の厚みや形状
マウスピースには数ミリの厚みがあります。その分、上下の歯の間に少しすき間ができ、口の中の感覚が変わります。これが舌や唇の動きに影響して、発音しづらくなることがあります。
③唾液の増加
装置を入れることで口の中が刺激され、最初のうちは唾液が多く出ることもあります。唾液が増えると舌や口の動きが滑らかでなくなり、話しづらさを感じやすくなる可能性があります。
④心理的な影響
「相手に聞き取りにくいのでは?」と気にしすぎると、余計に話しにくくなることがあります。実際には相手はほとんど気づかない程度でも、自分だけが敏感になってしまうケースがあります。
⑤装置のフィット感の問題
マウスピースが歯にぴったり合っていないと、浮きや違和感から喋りにくさを感じることがあります。必要に応じて微調整が必要となる場合もあります。
このように、マウスピース矯正による喋りにくさにはいくつかの原因がありますが、ほとんどは大きな心配はいらず、時間やちょっとした工夫で自然に改善していきます。
3. 日常でできるマウスピースの喋りにくさの対処法
マウスピース矯正中に話しにくさを感じても、多くの場合はちょっとした工夫によって改善が期待できます。日常生活で取り入れやすい方法を整理します。
①発音練習をする
喋りにくい音を意識して発音練習をすることは有効です。特に「サ行」「タ行」「ラ行」など、口の動きがスムーズになります。声を出す習慣を意識的に取り入れると、慣れるのも早くなります。
②朗読や音読を習慣にする
本や新聞を声に出して読むことも効果的です。文章を読むことで、舌や唇の使い方に自然と慣れていきます。自分の声を録音して聞いてみると、発音のクセや改善点を客観的に確認しやすくなります。
③唾液のコントロール
マウスピースの装着を始めた頃は唾液が多く出ることがあります。そんな時はこまめに飲み込む習慣をつけると良いでしょう。お水を少しずつ飲んでお口をすっきりさせるのも役立ちます。
④口の筋肉を鍛える
口周りや舌を動かす簡単な体操も効果的です。舌を上下左右に大きく動かす、頬を膨らませたりすぼめたりする運動は簡単に取り入れられます。
⑤慣れるまでの工夫
大事な会議や発表の前など、どうしても気になるときは一時的にマウスピースを外すことも可能です。ただし、外す時間が長くなると治療に影響するため、必要最小限にとどめましょう。
日常で取り入れられる工夫は多くあり、意識的に続けることで話しやすさは改善します。焦らず取り組むことが、矯正を無理なく進めるためのポイントです。
4. 福島市の歯医者 ファミリーとシニアの歯科医院 イオン福島診療所 のマウスピース矯正
「目立つ矯正装置はイヤ…」「どんな風に自分の歯並びが変わるかイメージできない…」
矯正歯科治療を検討していても、そんなお悩みをお持ちではありませんか?
福島市の歯医者 ファミリーとシニアの歯科医院 イオン福島診療所では、透明で目立ちにくいマウスピース矯正をご用意しています。
10代・20代の方はもちろん、30代・40代の方からのご相談も増えており、ライフスタイルに合わせた矯正治療を大切にしています。
≪当院のマウスピース矯正≫
マウスピース矯正は、透明な装置を装着して歯並びを整える矯正方法です。
目立ちにくく、周囲に気づかれにくいため、仕事や学校など人前に出る機会が多い方にもおすすめです。
当院では、「インビザライン」や「キレイライン矯正」などのマウスピース矯正システムを採用。
患者さんの歯並びやご希望に応じて、必要に応じて拡大装置を併用するなど柔軟に対応しています。
矯正歯科治療を始める前には、検査やレントゲン分析を行い、患者さんに合ったプランをご提案します。
「少し歯並びが気になる」「歯並びを整えたいけれど矯正中と目立たないようにしたい」とお考えの方は、ぜひ一度ご相談ください。
▼マウスピース矯正の詳細はこちら
まとめ
マウスピース矯正では、装置の厚みや舌の動きの変化によって一時的に話にくさを感じることがあります。特に装着初期は「サ行」「タ行」などの発音が不明瞭になることもありますが、多くの場合は数日から数週間で慣れていく場合が多いでしょう。また、違和感が続く場合は歯医者に相談し、装置の調整をしてもらうことも大切です。マウスピース矯正の話しにくさは一時的なものが多いため、長期的な視点で治療を進めていきましょう。
マウスピース矯正についてお悩みの方は福島市の歯医者「ファミリーとシニアの歯科医院 イオン福島診療所」までお問い合わせください。
監修
ファミリーとシニアの歯科医院 イオン福島診療所
院長・歯科医師 酒井浪漫