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マウスピース矯正は、透明で目立ちにくく取り外しも可能なことから、近年多くの方に選ばれている矯正方法です。歯並びや噛み合わせを整える効果が期待できる一方で、「話しにくい」「発音が変わった気がする」といった違和感を感じる方もいるのではないでしょうか。特に、人と接する仕事や学校生活で話す機会が多いと気になる方も少なくありません。話しにくさは一時的なことが多く、原因を知って工夫すれば軽減できる場合もあります。今回は、マウスピース矯正中に話しにくさを感じる場面やその原因、改善のためにできる対処法について解説します。

 
 

1. マウスピース矯正で喋りにくさを感じる場面とは

マウスピース矯正は、透明な装置を装着して歯並びを徐々に整える治療方法です。この装置を使用する中で、喋りにくさを感じることがあるシーンについてまとめます。

 

①日常会話

普段の生活でも舌がマウスピースに触れることで、発音が少し聞き取りにくくなったり、声がこもってしまうことがあります。特に「サ行」や「タ行」など舌先を使う音は影響を受けやすい場合があります。

 

②仕事や学校での発表・会議

人前で話すときには緊張も重なり、いつもより発音が気になることがあります。マウスピースをつけていると、「相手にどう聞こえているのか」と気になる方もいるでしょう。

 

③電話やオンライン通話

声だけでやり取りする場合、発音の微妙な違いが相手に伝わりやすく、喋りにくさを強く感じることがあります。マスク越しの会話と同様に、聞き取りにくいと指摘されることもあります。

 

④長時間話すとき

授業やプレゼンテーションなど長時間話すと、舌や口の筋肉が疲れて、さらに発音が不安定になることがあります。

 

⑤初めて装着した直後

マウスピースをつけ始めた最初の数日は、多くの方が「話しにくい」と感じます。ただし、多くの場合はだんだん慣れてきて、違和感も少なくなっていきます。

 
喋りにくさは特定の場面で強く感じられることが多く、慣れと工夫によって次第に改善していきます。

 
 

2. マウスピース矯正で喋りにくいと感じやすい原因

マウスピース矯正で「話しにくい」と感じるのには、いくつかの理由があります。自分がどのタイプに当てはまるのかを知ることが、改善の第一歩になります。

 

①舌の動きが制限される

マウスピースは歯全体を覆うため、舌が当たる位置や動かし方が少し変わります。特に舌先を使う「サ行」「タ行」などの音は影響を受けやすく、慣れるまで違和感が出やすい場合があります。

 

②装置の厚みや形状

マウスピースには数ミリの厚みがあります。その分、上下の歯の間に少しすき間ができ、口の中の感覚が変わります。これが舌や唇の動きに影響して、発音しづらくなることがあります。

 

③唾液の増加

装置を入れることで口の中が刺激され、最初のうちは唾液が多く出ることもあります。唾液が増えると舌や口の動きが滑らかでなくなり、話しづらさを感じやすくなる可能性があります。

 

④心理的な影響

「相手に聞き取りにくいのでは?」と気にしすぎると、余計に話しにくくなることがあります。実際には相手はほとんど気づかない程度でも、自分だけが敏感になってしまうケースがあります。

 

⑤装置のフィット感の問題

マウスピースが歯にぴったり合っていないと、浮きや違和感から喋りにくさを感じることがあります。必要に応じて微調整が必要となる場合もあります。

 
このように、マウスピース矯正による喋りにくさにはいくつかの原因がありますが、ほとんどは大きな心配はいらず、時間やちょっとした工夫で自然に改善していきます。

 
 

3. 日常でできるマウスピースの喋りにくさの対処法

マウスピース矯正中に話しにくさを感じても、多くの場合はちょっとした工夫によって改善が期待できます。日常生活で取り入れやすい方法を整理します。

 

①発音練習をする

喋りにくい音を意識して発音練習をすることは有効です。特に「サ行」「タ行」「ラ行」など、口の動きがスムーズになります。声を出す習慣を意識的に取り入れると、慣れるのも早くなります。

 

②朗読や音読を習慣にする

本や新聞を声に出して読むことも効果的です。文章を読むことで、舌や唇の使い方に自然と慣れていきます。自分の声を録音して聞いてみると、発音のクセや改善点を客観的に確認しやすくなります。

 

③唾液のコントロール

マウスピースの装着を始めた頃は唾液が多く出ることがあります。そんな時はこまめに飲み込む習慣をつけると良いでしょう。お水を少しずつ飲んでお口をすっきりさせるのも役立ちます。

 

④口の筋肉を鍛える

口周りや舌を動かす簡単な体操も効果的です。舌を上下左右に大きく動かす、頬を膨らませたりすぼめたりする運動は簡単に取り入れられます。

 

⑤慣れるまでの工夫

大事な会議や発表の前など、どうしても気になるときは一時的にマウスピースを外すことも可能です。ただし、外す時間が長くなると治療に影響するため、必要最小限にとどめましょう。

 
日常で取り入れられる工夫は多くあり、意識的に続けることで話しやすさは改善します。焦らず取り組むことが、矯正を無理なく進めるためのポイントです。

 
 

4. 福島市の歯医者 ファミリーとシニアの歯科医院 イオン福島診療所 のマウスピース矯正

「目立つ矯正装置はイヤ…」「どんな風に自分の歯並びが変わるかイメージできない…」
矯正歯科治療を検討していても、そんなお悩みをお持ちではありませんか?

福島市の歯医者 ファミリーとシニアの歯科医院 イオン福島診療所では、透明で目立ちにくいマウスピース矯正をご用意しています。
10代・20代の方はもちろん、30代・40代の方からのご相談も増えており、ライフスタイルに合わせた矯正治療を大切にしています。
 

≪当院のマウスピース矯正≫

 
マウスピース矯正は、透明な装置を装着して歯並びを整える矯正方法です。
目立ちにくく、周囲に気づかれにくいため、仕事や学校など人前に出る機会が多い方にもおすすめです。

当院では、「インビザライン」や「キレイライン矯正」などのマウスピース矯正システムを採用。
患者さんの歯並びやご希望に応じて、必要に応じて拡大装置を併用するなど柔軟に対応しています。

矯正歯科治療を始める前には、検査やレントゲン分析を行い、患者さんに合ったプランをご提案します。
「少し歯並びが気になる」「歯並びを整えたいけれど矯正中と目立たないようにしたい」とお考えの方は、ぜひ一度ご相談ください。
 
▼マウスピース矯正の詳細はこちら

矯正治療

 

まとめ

 
マウスピース矯正では、装置の厚みや舌の動きの変化によって一時的に話にくさを感じることがあります。特に装着初期は「サ行」「タ行」などの発音が不明瞭になることもありますが、多くの場合は数日から数週間で慣れていく場合が多いでしょう。また、違和感が続く場合は歯医者に相談し、装置の調整をしてもらうことも大切です。マウスピース矯正の話しにくさは一時的なものが多いため、長期的な視点で治療を進めていきましょう。
 
マウスピース矯正についてお悩みの方は福島市の歯医者「ファミリーとシニアの歯科医院 イオン福島診療所」までお問い合わせください。

 
 

 


監修
 ファミリーとシニアの歯科医院 イオン福島診療所
院長・歯科医師 酒井浪漫



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取り外しが可能な「インビザライン」をはじめとするマウスピース矯正と、歯を白くするホワイトニングは、どちらも口元の印象を変える治療方法です。これらを検討する際、「同時に進められるの?」「どっちを先にすればいいの?」といった疑問を持つ方も多いでしょう。治療の進め方には、患者さんのお口の状態や目的によって適したタイミングがあります。この記事では、マウスピース矯正とホワイトニングを同時に行えるのか、最適な順番やその判断基準、さらに特定のホワイトニングジェルについて解説します。

 
 

1. マウスピース矯正とホワイトニングは同時にできる?

「マウスピース矯正とホワイトニングは同時に進められるの?」と疑問に思う方は多いですが、実際には条件付きで同時に行うことが可能です。ただし、どんなケースでも可能というわけではなく、いくつかの注意点があります。

 

① マウスピースがホワイトニングの役割を果たすことも

矯正で使用するマウスピースは、ホワイトニングジェルを塗布するトレーとしても活用できる場合があります。歯科医師の指示のもと、矯正と並行してホームホワイトニングを行うことが可能なケースもあります。

 

② 矯正中の歯の状態を考慮する

矯正中は歯が動くため、歯や歯ぐきが敏感になることがあります。また、アタッチメント(歯の表面につける小さな突起)やゴムかけなど、矯正装置がホワイトニング効果に影響を与える可能性も考慮する必要があります。そのため、同時に行う際は、歯科医師との相談が必要です。

 

③ 歯医者でのホワイトニングが優先される場合も

オフィスホワイトニング(歯医者で行うホワイトニング)の場合、矯正中の歯の動きやアタッチメントの有無によっては、一時的にホワイトニングを避ける、またはタイミングをずらすことが推奨される場合があります。

 
矯正とホワイトニングは同時に行える可能性はありますが、患者さんの口内の状態や矯正計画によって方法は異なります。必ず歯科医師に相談し、適切な方法とタイミングの確認が必要です。

 
 

2. マウスピース矯正とホワイトニングはどっちが先?順番の判断基準とは

マウスピース矯正とホワイトニング、どちらを先にすべきかは、患者さんの歯の状態や目指すゴールによって判断が異なります。最適な順番を見極めるための主な判断基準を見ていきましょう。

 

①歯並びの改善を優先する場合

見た目のコンプレックスが歯並びにある場合や、噛み合わせの改善が第一の目的であれば、矯正を先行させることを検討します。歯並びが整うことで、ホワイトニングの効果が均一に出やすくなることも期待できます。歯並びが大きく改善すると、歯の見える角度が変わり、白さの印象も変わる可能性があるため、矯正後にホワイトニングを行うことで、より満足のいく結果につながるでしょう。

 

②緊急性やイベントを優先する場合

結婚式などの大切なイベントを控えている場合など、緊急で歯の白さを改善したい場合は、一時的にホワイトニングを先行させることも考えられます。しかし、矯正によって歯の位置が変わるとホワイトニングの効果が一部見えなくなる可能性もあるため、歯科医師とよく相談して計画を立てることが大切です。

 

③歯の色調を先に変えたい場合

全体的に歯の色が気になる場合は、矯正前にホワイトニングを行うことで、矯正後の最終的な歯の色をイメージしやすくなることがあります。特に、詰め物や被せ物の色をホワイトニング後の歯の色に合わせたい場合は、先にホワイトニングを行うことが推奨される場合があります。

どちらを優先して行うのかは、患者さん一人ひとりの状況によって異なります。ご自身で判断する前に、歯科医師と相談しながら進めることが大切です。希望などをしっかり伝えたうえで、納得のいく治療計画を立てるようにしましょう。

 
 

3. マウスピース矯正とホワイトニングを後悔しないためのポイント

マウスピース矯正とホワイトニングを組み合わせる場合、見た目だけでなく機能面や治療効果のバランスを考えることが重要です。納得のいく結果を得るために、次のようなポイントを確認しておきましょう。

 

①治療全体のゴールを明確にする

歯並びの改善を目的とするのか、白さを優先するのか、あるいは両方なのかによって、治療の順番や方法が変わります。治療前に目的を明確にし、優先順位を決めておくことが大切です。

 

➁矯正の終了タイミングを見極める

マウスピース矯正は段階的にマウスピースを交換して歯を動かしていきますが、最終段階になるまでに見た目の変化が大きくなることがあります。ホワイトニングのタイミングは、矯正が終了に近づいた頃を選ぶと、歯の位置が安定し、仕上がりも整いやすくなります。

 

➂ホワイトニング後の色戻りに備える

ホワイトニングは永久的な効果ではなく、食生活や口腔ケアによって色が戻ることがあります。矯正後の保定期間中に色戻りを感じたら、追加のホワイトニングを検討するのも一つの方法です。

 

④被せ物や詰め物の色とのバランス

セラミックなどの人工歯はホワイトニングでは白くなりません。天然歯だけが白くなると色の差が目立つことがあるため、必要に応じて被せ物の再作製も視野に入れておくとよいでしょう。

 

⑤生活習慣の見直し

コーヒー、紅茶、ワイン、カレーなどの色素が強い食品は着色の原因になります。特にホワイトニング後は着色しやすい状態になっているため、摂取頻度の見直しや、飲食後の口腔ケアを徹底することが求められます。
 
治療の効果を引き出すためには、目指すゴールと治療法の選び方をすり合わせ、生活面でも協力することが大切です。すべての選択が仕上がりに関わってくることを意識して、納得のいく計画を立てましょう。

 
 

4. 福島市の歯医者 ファミリーとシニアの歯科医院 イオン福島診療所 のマウスピース矯正

「目立つ矯正装置はイヤ…」「どんな風に自分の歯並びが変わるかイメージできない…」
矯正歯科治療を検討していても、そんなお悩みをお持ちではありませんか?

福島市の歯医者 ファミリーとシニアの歯科医院 イオン福島診療所では、透明で目立ちにくいマウスピース矯正をご用意しています。
10代・20代の方はもちろん、30代・40代の方からのご相談も増えており、ライフスタイルに合わせた矯正治療を大切にしています。
 

≪当院のマウスピース矯正≫

 
マウスピース矯正は、透明な装置を装着して歯並びを整える矯正方法です。
目立ちにくく、周囲に気づかれにくいため、仕事や学校など人前に出る機会が多い方にもおすすめです。

当院では、「インビザライン」や「キレイライン矯正」などのマウスピース矯正システムを採用。
患者さんの歯並びやご希望に応じて、必要に応じて拡大装置を併用するなど柔軟に対応しています。

矯正歯科治療を始める前には、検査やレントゲン分析を行い、患者さんに合ったプランをご提案します。
「少し歯並びが気になる」「歯並びを整えたいけれど矯正中と目立たないようにしたい」とお考えの方は、ぜひ一度ご相談ください。
 
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矯正治療

 

まとめ

 
マウスピース矯正とホワイトニングは、併用が検討されることもあります。しかし、どちらを優先するか、あるいは同時に進めるかについては、お口の状態や治療の目的、ライフスタイルなどによって異なります。
矯正中にホワイトニングジェルを使用できる場合もありますが、歯の状態や矯正治療に影響を及ぼす可能性もあるため、歯科医師と相談し、指示された方法とタイミングを守ることが大切です。
 
福島市周辺でマウスピース矯正を検討している方は、ファミリーとシニアの歯科医院 イオン福島診療所までお気軽にご相談ください。

 
 

 


監修
 ファミリーとシニアの歯科医院 イオン福島診療所
院長・歯科医師 酒井浪漫



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横顔を見たときに、唇や口元が前に出て見える「口ゴボ」は、見た目のコンプレックスだけでなく、発音や口元の動かしにくさなど、機能面で悩む方も少なくありません。
最近では、目立ちにくいマウスピース矯正を検討する方が増えていますが、「口ゴボにも効果があるの?」「ワイヤー矯正でないと治らないのでは?」と治療法が気になる方も多いのではないでしょうか。
今回は、マウスピース矯正で口ゴボがどこまで治せるのか、見た目や機能への影響、治療の流れや期間の目安までを解説します。

 
 

1. マウスピース矯正で口ゴボを治せるケース

口ゴボとは、上顎や下顎が前に出ていて、口元が全体的に盛り上がって見える状態を指します。特に横顔で目立ちやすく、見た目の悩みを抱えるきっかけにもなりやすい症状です。
マウスピース矯正で口ゴボが治せるかどうかは、原因や症状の程度によって異なります。

 

①歯並びが原因の口ゴボなら対応可能な症例もある

歯の前突(出っ歯・受け口)が原因で口元が出て見えているケースでは、マウスピース矯正で前歯を内側に下げるケースもあります。軽度〜中等度の前突であれば、マウスピース矯正で対応できる可能性があります。
 

②骨格が原因の場合は限界がある

顎の骨そのものが前方に突き出ている骨格性の口ゴボは、マウスピース矯正だけでの改善が難しい場合があります。このようなケースでは、ワイヤー矯正や外科的処置が必要になることもあるため、歯科医師による診断が重要です。
 

③3Dシミュレーションで歯の動きを確認

マウスピース矯正では、治療前に3Dシミュレーションを使って歯の動きや横顔の変化を確認できることが多く、事前に「どこまで変えられるか」のイメージを持った上で治療することが可能です。
 

④自分に合った治療方法を知ることが第一歩

口ゴボの改善を目指すには、まずは歯の状態・骨格・咬み合わせなどをしっかり診断し、自分にとって無理のない治療方法を選ぶことが大切です。

見た目の印象を変えたいという気持ちに対して、マウスピース矯正は見た目にも配慮しながら取り組みやすい選択肢のひとつです。

 
 

2. 口ゴボの悪影響はある?見た目や機能面への影響

口ゴボは見た目の問題だけでなく、機能面でもさまざまな影響を及ぼすことがあります。ここでは、日常生活で起こりやすい問題について解説します。
 

①横顔のバランスが気になる

口元が前に出ていると、鼻や顎とのバランスが取りにくくなり、横顔のラインが整って見えにくくなります。マスクを外したときにコンプレックスを感じたり、写真に写ったときに気になる原因になることもあります。

 

②唇が閉じにくくなる

口ゴボの状態だと、上下の唇を自然に閉じることが難しくなり、いつも口が少し開いている状態になることがあります。これにより口呼吸のクセがつきやすくなり、口の中が乾きやすくなるリスクもあります。
 

③発音や話し方に影響が出ることも

前歯が突出していると、サ行・タ行などの発音が不明瞭になりやすい傾向があります。人と話す機会が多い方にとっては、こうした影響も気になることがあります。
 

④噛み合わせの不調や顎への負担

歯の位置にズレがあると、奥歯の噛み合わせにまで影響が及ぶことがあり、しっかり噛めなかったり、顎に違和感が出るケースもあります。放置しておくと、顎関節症の原因となることもあるため注意が必要です。

口元の見た目だけでなく、話す・噛む・呼吸するなどの基本的な機能にも関わる口ゴボ。気になり始めたときこそ、改善方法を検討するタイミングかもしれません。

 
 

3. 口ゴボのマウスピース矯正の流れと治療期間

口ゴボの改善を目的としたマウスピース矯正は、どのくらいの治療期間が必要なのかも気になるポイントです。矯正治療はすぐに結果が出るものではないため、全体の流れとおおよその目安を知っておくといいでしょう。
 
<治療期間の目安>
マウスピース矯正にかかる期間は、歯並びの状態や動かす距離によって異なりますが、6か月から2年程度です。軽度の出っ歯や前歯だけを整えるケースでは、半年〜1年程度、しっかりと口元のバランスを整える場合には1年半〜2年程度かかる場合もあります。
 
<治療の流れ>

①精密検査とシミュレーション

矯正を始める前には、レントゲン撮影や歯型のスキャン、写真撮影などを行い、今の状態を確認します。その後、3Dシミュレーションで歯の動きや仕上がりのイメージを確認し、治療方針を決定します。

 

➁数週間ごとにマウスピースを交換

治療が始まると、マウスピースは1〜2週間ごとに新しいものへ交換していきます。それぞれのマウスピースは、少しずつ形が異なっており、計画に沿って歯が段階的に動く仕組みになっています。
 

③定期的なチェック

基本的には4〜6週に1回の通院が必要です。歯の動きが計画通りに進んでいるか、マウスピースが正しくフィットしているかを確認します。必要に応じて調整や再スキャンを行うこともあります。
 

④治療後の保定

マウスピース矯正が完了した後は、「リテーナー」と呼ばれる保定装置を使って、整えた歯並びを定着させます。治療後に何もしないと、歯が元の位置に戻ってしまう「後戻り」が起こることもあるため、保定は矯正の仕上げとしてとても重要です。

マウスピース矯正は、見た目への配慮をしつつ、清掃しやすい点から選ばれやすい矯正法です。しかし、効果を感じるには計画通りに継続することが大切です。

 
 

4. 福島市の歯医者 ファミリーとシニアの歯科医院 イオン福島診療所 のマウスピース矯正

「目立つ矯正装置はイヤ…」「どんな風に自分の歯並びが変わるかイメージできない…」
矯正歯科治療を検討していても、そんなお悩みをお持ちではありませんか?

福島市の歯医者 ファミリーとシニアの歯科医院 イオン福島診療所では、透明で目立ちにくいマウスピース矯正をご用意しています。
10代・20代の方はもちろん、30代・40代の方からのご相談も増えており、ライフスタイルに合わせた矯正治療を大切にしています。

 

≪当院のマウスピース矯正≫

マウスピース矯正は、透明な装置を装着して歯並びを整える矯正方法です。
目立ちにくく、周囲に気づかれにくいため、仕事や学校など人前に出る機会が多い方にもおすすめです。

当院では、「インビザライン」や「キレイライン矯正」などのマウスピース矯正システムを採用。
患者さんの歯並びやご希望に応じて、必要に応じて拡大装置を併用するなど柔軟に対応しています。

矯正歯科治療を始める前には、検査やレントゲン分析を行い、患者さんに合ったプランをご提案します。
「少し歯並びが気になる」「歯並びを整えたいけれど矯正中と目立たないようにしたい」とお考えの方は、ぜひ一度ご相談ください。

 
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まとめ

 
マウスピース矯正で口ゴボが治せるかどうかは、歯の状態や骨格によって異なります。歯の前突が主な原因であれば、マウスピース矯正で口元の印象を整えられるケースもありますが、骨格的な問題が強い場合は、他の治療方法が検討されることもあります。
口ゴボは見た目だけでなく、噛みにくさや口の閉じにくさなど、機能的な問題を引き起こすこともあります。気になる症状がある場合は、まずは歯科医師に相談し、自分に合った治療の選択肢を知ることが大切です。

福島市周辺でマウスピース矯正を検討している方は、ファミリーとシニアの歯科医院 イオン福島診療所までお気軽にご相談ください。

 
 

 


監修
 ファミリーとシニアの歯科医院 イオン福島診療所
院長・歯科医師 酒井 浪漫



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前歯にすき間がある「すきっ歯」は、見た目の問題だけでなく、食べ物が詰まりやすかったり、発音に影響したりすることもあります。
そんな悩みから、目立ちにくい矯正法のひとつである「マウスピース矯正」を検討する方もいるかもしれません。
しかし、「マウスピース矯正ですきっ歯は治せるの?」「どのくらいの期間がかかるの?」といった疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
今回は、すきっ歯に対するマウスピース矯正の効果や治療期間の目安、メリット・注意点について解説します。

 
 

1. マウスピース矯正ですきっ歯はどこまで治せる?

「すきっ歯」は、専門的には「空隙歯列(くうげきしれつ)」と呼ばれ、歯と歯の間にすき間がある状態を指します。
マウスピース矯正では、軽度〜中等度のすきっ歯に対応可能とされていますが、原因やすき間の大きさによって、治療の可否や難易度が異なります。
ここでは、マウスピース矯正ですきっ歯がどこまで治せるのかを解説します。

 

①軽度のすきっ歯

数mm程度のすき間で、奥歯の噛み合わせに大きな問題がない場合、マウスピース矯正で改善が期待されることがあります。歯を少しずつ移動させることで、前歯同士のすき間を閉じていきます。
 

➁中等度のすきっ歯

すき間が大きく、上下の噛み合わせにも影響がある場合でも、歯の移動スペースを確保できれば対応可能な場合もあります。ただし、治療計画には精密な検査とシミュレーションが必要となります。
 

➂骨格や舌の癖などの影響がある場合

骨格的な問題や、舌を前に出す癖が原因でできるすきっ歯の場合は、マウスピース矯正単体では改善が難しいこともあります。舌の癖に対する訓練や、ほかの治療と併用することで効果が出やすくなることもあります。
 

④永久歯が未萌出の場合

乳歯で前歯の隙間があり、すべての永久歯が生えそろっていないケースでは、まずは経過観察が選択されることもあります。永久歯の萌出状況によっては、将来的に自然に改善される場合もあります。

すきっ歯の状態は一人ひとり異なるため、マウスピース矯正が適しているかどうかは、歯科医師による診断が必要です。

 
 

2. すきっ歯のマウスピース矯正にかかる治療期間の目安

マウスピース矯正は、症状の程度や患者さんの協力度によって、治療期間に差が出ることがあります。すきっ歯の場合も同様で、「すき間の大きさ」や「動かす範囲」によって、かかる期間は異なります。ここでは、すきっ歯のマウスピース矯正にかかる治療期間の目安について解説します。
 

①軽度のすきっ歯

前歯の一部にすき間があり、噛み合わせへの影響が少ない場合は、治療期間の目安としてはおよそ3~6か月程度になることが多いです。
比較的短期間での改善が見込まれるケースといえるでしょう。

 

②中等度のすきっ歯

すき間が大きかったり、複数の歯にすき間がある場合は、6か月〜1年ほどの治療期間が必要になることもあります。
このようなケースでは、歯列全体のバランスを見ながら、複数の段階に分けてマウスピースを交換し、徐々に進めていくことになります。
 

➂複雑なケースや他の不正咬合を伴う場合

すきっ歯に加えて出っ歯や開咬(前歯が閉じない噛み合わせ)などの噛み合わせの問題を伴う場合、治療期間は1年以上に及ぶこともあります。マウスピースの枚数も増える傾向にあり、定期的なモニタリングと追加調整が必要になることがあります。
 

④治療後の保定期間

歯を正しい位置に動かしたあとは、元の位置に戻ろうとする「後戻り」を防ぐために、保定装置(リテーナー)を使う期間が設けられます。この期間は、一般的に6か月〜2年程度とされており、定期的な管理が重要です。

マウスピース矯正の治療期間は個人差があるため、歯科医師としっかり相談しながら、自分のペースで治療を進めることが大切です。

 
 

3. すきっ歯をマウスピース矯正で治すメリットと注意点

マウスピース矯正は、従来のワイヤー矯正に比べてさまざまなメリットがあるとされています。一方で、治療の成功には一定の条件が求められるため、注意すべき点も理解しておくことが大切です。以下に、すきっ歯をマウスピース矯正で治療するメリットと注意点について解説します。
 
<メリット>

①見た目が目立ちにくい

すきっ歯の矯正は前歯に装置をつけることが多いため、装置の目立ちやすさが気になる方もいるでしょう。マウスピースは透明であるため、装着していても周囲から気づかれにくく、仕事や学校生活でも取り入れやすいのが特徴です。

 

②取り外しができるため、食事や歯磨きがしやすい

マウスピース矯正は取り外しが可能で、食事や歯磨きの際に装置を外せるため、口腔内を清潔に保ちやすい点もメリットのひとつです。
その結果、むし歯や歯周病のリスク軽減にもつながるとされています。

 

③金属アレルギーの心配が少ない

金属を使用しないため、金属アレルギーの方でも矯正治療を検討しやすくなります。アレルギーの不安を抱える方にとって、有力な選択肢となるでしょう。
 

<注意点>
マウスピース矯正は自己管理が重要な治療法で、1日20時間以上の装着を守らないと十分な効果が得られないことがあります。
また、すべての症例に適応できるわけではなく、歯の動き方や口腔内の状態によっては、別の治療法が必要になる場合もあります。
こうした点を踏まえ、治療前には自分の症状や生活スタイルに合っているかを、歯科医師としっかり相談することが大切です。

 
 

4. 福島市の歯医者 ファミリーとシニアの歯科医院 イオン福島診療所 のマウスピース矯正

「目立つ矯正装置はイヤ…」「どんな風に自分の歯並びが変わるかイメージできない…」
矯正歯科治療を検討していても、そんなお悩みをお持ちではありませんか?

福島市の歯医者 ファミリーとシニアの歯科医院 イオン福島診療所では、透明で目立ちにくいマウスピース矯正をご用意しています。
10代・20代の方はもちろん、30代・40代の方からのご相談も増えており、ライフスタイルに合わせた矯正治療を大切にしています。

 

≪当院のマウスピース矯正≫

マウスピース矯正は、透明な装置を装着して歯並びを整える矯正方法です。
目立ちにくく、周囲に気づかれにくいため、仕事や学校など人前に出る機会が多い方にもおすすめです。

当院では、「インビザライン」や「キレイライン矯正」などのマウスピース矯正システムを採用。
患者さんの歯並びやご希望に応じて、必要に応じて拡大装置を併用するなど柔軟に対応しています。

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「少し歯並びが気になる」「歯並びを整えたいけれど矯正中と目立たないようにしたい」とお考えの方は、ぜひ一度ご相談ください。

 
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まとめ

 
すきっ歯の治療において、マウスピース矯正がひとつの有力な選択肢になることがあります。
ただし、すき間の程度や口腔内の状態によって治療期間や適応範囲が変わるため、治療前には歯科医師としっかり相談し、自分に合った方法を選ぶことが大切です。
メリットと注意点を理解しつつ、無理のないペースで治療を進めていきましょう。

福島市のファミリーとシニアの歯科医院 イオン福島診療所では、患者さん一人ひとりに合った矯正治療を提供しています。
福島市周辺ですきっ歯やマウスピース矯正についてお悩みの方は、福島市のファミリーとシニアの歯科医院 イオン福島診療所までお問い合わせください。

 
 

 


監修
 ファミリーとシニアの歯科医院 イオン福島診療所
院長・歯科医師 山下 敬太



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